温暖化問題について、IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)では「即刻手を打たないと人間社会や生態系に、厳しく、取り戻すことができない悪影響が及ぶ」と指摘しています。
でも、今すぐに石油を使わない大昔の生活に戻すことは難しい。
そこで、CO2を減らす生活スタイルに徐々に変えながら、一方で小さな生き物の力で地球環境を守っていこうという取り組みがあります。
デュナリエラという藻の一種を海水を張った池で増やします。二酸化炭素を酸素に変え、さらに、抽出できる脂質は、食料用油脂や家畜の飼料、化学品の原料として利用できる都合がよすぎる生き物です。
他にも様々な可能性を秘めています(それは、他の記事でお伝えします)
このデュナリエラで二酸化炭素を削減しながら産業活動を行う。まさに持続可能社会のお手本のような仕組みの構想を練っているのが、東京大学准教授の倉橋みどり博士。
一般社団法人バイオマス・コンビナートで気候変動に答えを出す会 は、倉橋博士の活動を応援しています。
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